住宅ローン基礎知識 中古住宅
ホームインスペクションとはホームインスペクションは「物件調査」「住宅診断」「建物検査」などともいわれますが、建築士やインスペクションを専門業務としている専門家が、中古住宅の売買時に行う次のようなものをいいます。
中古住宅の流通量の多い米国では、ホームインスペクションの利用は常識となりつつあり、州によって異なるようですが、取引全体の90%が利用しているそうです。
日本国においては、新築マンションの内覧会や中古住宅を購入する前に、一部の買主が自己負担で依頼しているにとどまっています。そこで、国土交通省が、中古住宅売買時に行われるインスペクションを「既存住宅インスペクション」として、次のように共通認識の形成およびその普及を図ろうとしています。
少子高齢化に伴い「空き家」が増えています。
「空き家」がそのまま、手つかず状態が続くと、街はゴーストタウンとなり犯罪の温床となってしまう為、行政としても「空き家」の流通、つまり中古住宅の売買の促進を促しています。
住宅購入を検討するに際しては、ライフプランを考え、人生の三大資金のひとつである、「住居費」にお金を掛けすぎないために、「中古住宅」の購入は、一考の価値があります。
そして「中古住宅」の購入において、建物に対する不安を解消してくれる、ひとつのアイデアがホームインスペクションにあります。