住宅ローン基礎知識 新規借り入れ

マンション購入の注意点

マンション購入についての「資金計画」を考えるときに注意すべき点を解説します。

中古マンションの住宅ローン

中古マンションを購入する際に注意したいのは、築年数です。
金融機関によっては、築年数が経過した中古マンションへの融資の際融資期間が35年取れない場合があります。
融資期間が短いと、毎月の住宅ローンの支払額が大きくなり、購入後の家計に多大な影響を与えるので注意が必要です。

管理費・修繕積立金

マンション購入の資金計画で忘れてはいけないのが、管理費と修繕積立金。
賃貸に住んでいた時は「家賃」と「更新料」を家計管理すればよかったが、購入後には「住宅ローン」「固定資産税・都市計画税」の他に、「管理費・修繕積立金」そして「駐車場代」が必要です。
修繕積立金は時の経過とともに、増加していくことを念頭に、これらの費用も忘れずに、資金計画を立てましょう。

50m2問題

購入予定のマンションの床面積、50m2以上か未満か、実際の面積以上に大きな問題です。

1.住宅ローン減税

住宅購入後の家計に大助かりな制度として、住宅ローン減税がありますが、この住宅ローン減税を受けるには一定の条件をクリアする必要があります。
その条件のひとつに、マンション場合「床面積が50m2以上あること」となっています。
住宅ローン減税が受けられるか否かは大きな問題です。

2.固定資産税

新築後5年間ですが、固定資産税も床面積が50m2以上280m2以下であれば、軽減措置が受けられます。

3.登録免許税

登記所にて登記する際の登録免許税も、所有権や抵当権を設定する際に、床面積が50m2以上であれば、軽減措置が受けられます。

4.不動産取得税

マンションを購入して半年くらい経つと、不動産取得税の納付書が届きます。
不動産取得税は床面積が50m2以上240m2以下であれば軽減措置を受けられます。

※税法上の「床面積」とは、登記簿上の床面積を用いますので、広告に表示される「専有面積」より小さくなるため、注意が必要です。

5.売却時に有利

床面積の差で上記のような違いがあるため、あなたが購入したマンションを将来売却しようとするときに、50m2以上あると買い手が見つかりやすくなるかも知れません。

中村 諭(なかむら さとし)
中村 諭
住宅ローンソムリエ(R)、ファイナンシャルプランナー(CFP認定者)
貸金業務取扱主任者、オールアバウトガイド

千葉県市川市生まれ、「税理士・FPなどの専門家も相談にくる」住宅ローン・アパートローン専門のFP事務所を経営。
新聞、雑誌、ラジオ出演、講演、執筆と幅広く活躍中。

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