住宅ローン基礎知識 新規借り入れ

住宅ローンの金利はいつきまるのか

日々刻々と変動している金利。常に動いている金利ですが、住宅ローンの金利はいつ決定されるのでしょうか。金融機関はいつ金利を決めるのでしょうか。
そして、あなたがこれから返済していく住宅ローンの金利は、いつの時点の金利が適用されるのでしょうか?

金融機関が決定する日

月の中旬に翌月の金利を決定し公表している金融機関もありますが、多くの金融機関は、市場の金利動向みて、翌月の各住宅ローン金利を月末に決定し、翌月の1日に公表します。

金融機関にとって住宅ローンの金利を決める作業は、いわば、自社が販売する商品の値段を決めるに等しい作業です。住宅ローンという商品の値段は、毎月1日に、公表され、適用されることになります。

住宅ローンの金利決定時期

金融機関がその月の住宅ローンの金利を公表し適用するのは、月初ですが、あなたの住宅ローンの金利が決まるのは、いつでしょうか?

  • 住宅ローンを申し込んだ日でしょうか?
  • 金銭消費貸借契約書に署名押印した日でしょうか?
  • 融資が実行された日でしょうか?

金利決定の時期は、「申込時金利」と「実行時金利」の2つになります。
「申込時金利」とは、住宅ローンの申込みを行なった時点の金利です。「実行時金利」とは、実際に融資が実行される時点の金利です。

「フラット35」や多くの金融機関の住宅ローンの金利は「実行時金利」となっています。しかし、財形住宅融資のように、「申込時金利」が適用される場合や、「申込時金利」もしくは「実行時金利」の低い方から選択できる金融機関もあるようです。

多くの金融機関は「実行時金利」を採用していることから、新築マンション販売のように、売買契約を締結してから実際のマンション完成引き渡しまで、相当の期間を必要とする場合には、この間に金利が下がっていれば問題ないのですが、金利が上昇している可能性も充分にあります。

このような場合には、当初計画していた資金計画が大きく変わってしまう事もあります。
契約から引き渡しまで、期間を有する場合には、金利上昇を加味した安全策の資金計画が必要になります。

中村 諭(なかむら さとし)
中村 諭
住宅ローンソムリエ(R)、ファイナンシャルプランナー(CFP認定者)
貸金業務取扱主任者、オールアバウトガイド

千葉県市川市生まれ、「税理士・FPなどの専門家も相談にくる」住宅ローン・アパートローン専門のFP事務所を経営。
新聞、雑誌、ラジオ出演、講演、執筆と幅広く活躍中。

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