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マンションやアパートなど自宅におすすめのWi-Fiまとめ!光回線やホームルーター、ライフスタイルにあったインターネット利用方法は?

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goo住宅・不動産編集部
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ライフスタイルに合うWi-Fiは何?光回線やホームルーターって何?という疑問をお持ちではないですか?この記事をぜひ参考にしてください。

Wi-Fiとは

Wi-Fiとは、無線で通信するための「規格」になります。ネット回線を利用してインターネットに接続する方法の一つで、規格にはIEEE802.11axなどがあり末尾のアルファベット(ax)によって、規格の新旧が変わってきます。ただ、このように表示される規格では一般的に分かりにくいため、Wi-Fi 6など番号で表現されることがあります。Wi-Fiは通信規格なので、インターネットを利用するためには光回線のような固定回線やモバイル回線からWi-Fiルーターを経由してスマホやパソコンに接続する必要があります。

自宅でWi-Fiを利用する方法

自宅でWi-Fiを利用する方法は3つあります。

1.光回線
2.ホームルーター
3.モバイル用小型Wi-Fiルーター

それぞれの利用方法や特徴を説明していきましょう。

1.光回線

光回線とは、光ファイバーケーブルを利用してデータを送受信する通信回線のことです。光回線を利用するためには開通工事が必要で、引越しなどで忙しい4~5月は開通までに1ヵ月以上かかることがあります。時間はかかりますが、なにより通信速度が速く安定した回線が特徴です。

現在の光回線は、IPv4とIPv6という通信プロトコルが混合している状態で、どちらでもインターネットが利用できるIPoE(IPv4 over IPv6)方式がおすすめです。IPv6が新しい通信のプロトコルなのですが、古いIPv4から完全に移行するまでにはまだ時間がかかるでしょう。従来のPPPoE接続方式と比べて、IPoE接続では、網終端装置を経由せず直接インターネットに接続する方式のため、通信混雑が緩和された快適なインターネット環境を利用することができます。

メリット

・通信速度が速い
・通信の安定性が高い
・データ通信の上限が無い

デメリット

・開通工事が必要(居住環境によっては工事不要の場合もあります)
・持ち運びができない

2.ホームルーター

ホームルーターは無線のインターネット接続です。光回線のような工事は必要無く、機械が届いてすぐにインターネットを利用できます。同時に接続できる機器は多いもので60台、少なくとも20台を繋げることができます。ただし、無線ということもありホームルーターの置き場所によっては、通信速度や接続状態が安定しないことがあります。

メリット

・工事が不要
・同時に接続できる機器の数が多い

デメリット

・通信速度や接続状態が不安定になる場合がある

3.モバイル用小型Wi-Fiルーター

モバイル用小型Wi-Fiルーターとは、小型サイズの機械で、持ち運び可能なWi-Fiルーターです。光回線やホームルーターは自宅でしか利用できませんが、モバイル用小型Wi-Fiルーターは外出先で利用することができます。特別な工事は必要無く、機器が届いてすぐに利用できることがホームルーターとの共通点です。しかし、ホームルーターよりも同時に接続できる機器が10台ほどと少ないことがデメリットでしょう。

また、無線通信であることからホームルーターと同様に通信速度や接続状態が不安定になることがあります。そして、モバイル用小型Wi-Fiルーターは一定の通信量を超えると通信速度が低速に切り替わる場合が多いのでご注意ください。

メリット

・外出先でWi-Fiが利用できる
・工事が不要
・比較的、利用料が安い

デメリット

・通信速度や接続状態が不安定になる場合がある
・データ通信に制限がある

【工事不要】置くだけホームルーター(Wi-Fi)はどうなの?

ホームルーターは、特別な工事が必要無く、機器を置くだけで利用することができます。ホームルーターのメリット・デメリットを詳しく説明していきましょう。

置くだけホームルーターが向いている人

・自宅のみでインターネットを利用する
・賃貸のマンションやアパート、光回線のエリア事情で回線工事ができない場所に住んでいる
・通信速度を気にしない

置くだけホームルーターのメリット

・工事ができない場所でも利用可能
・機器が届いてすぐにインターネットが使える
・同時接続台数がモバイル用小型Wi-Fiルーターより多い

マンションやアパートなどの集合住宅の場合、光回線の工事ができないことがあります。そのような場所でも利用可能なのが、置くだけホームルーターです。機器を置くだけで利用できるため、工事が必要ありません。
通信量に制限のあるものもありますので、インターネットを利用する機会が多い方は実質無制限のものを選ぶようにしましょう。

置くだけホームルーターのデメリット

・速度が光回線より不安定
・使えるのは自宅のみ

置くだけホームルーターは無線のインターネット接続です。そのため、有線の光回線よりも速度が不安定というのがデメリットです。また、同様に無線のモバイル用小型Wi-Fiルーターは外出先で利用できますが、ホームルーターは自宅でしか利用できません。

自宅ですぐに使えるおすすめのWi-Fiホームルーター

自宅ですぐに使える Wi-Fiホームルーターは docomo home 5G、 Softbank Air、モバレコ Airなどがあります。それぞれキャンペーンなどをおこなっているので、料金やサービスなどを比較するとよいでしょう。

自宅で仕事やゲームをするなら光回線がおすすめ!

ホームルーターやモバイル用小型Wi-Fiルーターは無線ですので、利用環境によっては、通信状態が不安定になることがあります。そのため、仕事やゲームでインターネットを多く利用する方には光回線がおすすめです。大手の通信業者でもキャンペーンやプランを出しているので比較検討すると良いでしょう。

まとめ

Wi-Fiを利用する方法は3つあり、それぞれ向いている人は以下の通りです。
1.光回線
→安定した回線を利用したい人
2.ホームルーター
→工事不要ですぐにWi-Fiを利用したい人
3.モバイル用小型Wi-Fiルーター
→外出先でもWi-Fiを利用したい人
自分に合ったWi-Fiを利用して、快適にインターネットを利用しましょう。

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