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住まいのコラム
インターネット回線のWi-Fi、外出先と自宅における接続方法は?
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- goo住宅・不動産編集部
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スマホやパソコンでインターネットを利用するためには、データ通信が必要です。
データ通信にはさまざまな方法がありますが、本記事ではWi-Fiによる無線通信に焦点をあてて外出先と自宅でWi-Fi接続する方法について解説していきます。
ネット回線のひとつであるWi-Fiとは?

Wi-Fiとは無線で通信するための「規格」で、ネット回線の一つです。インターネットを利用するためには光回線やADSLなどの固定回線からWi-Fiルーターを経由してスマホやパソコンに接続する必要があります。
同じ無線通信でモバイル回線もありますが、こちらは携帯電話事業者が提供するスマホやタブレット用の通信回線です。モバイル回線は携帯基地局から発信される電波を4Gや5Gなどの通信規格を使って、スマホやタブレットに接続することができるため、Wi-Fiルーターを用意する必要はありません。
外出先でWi-Fiを使うにはどうすればいい?
それでは、Wi-Fiルーターを経由する必要があるWi-Fiという通信規格を外出先ではどのように使えばいいのでしょうか。
フリーWi-Fiを使う
初めに「フリーWi-Fiを使う」です。これは、店舗や宿泊施設、公共施設などに設置されたアクセスポイントを通じてWi-Fi接続する方法です。施設側がWi-Fiの電波を発信してくれるので、こちらでWi-Fiルーターを用意する必要がなく手軽に利用することができます。
たとえば、JRが提供するフリーWi-FiでメールアドレスやSNSのログインだけで利用できるものもあれば、カフェや宿泊施設が提供するフリーWi-Fiで提供側が指定したパスワードを入力しなければ接続できないものもあります。
しかし、フリーWi-Fiはアクセスポイントを設置した施設の周辺でしか利用できない点や、セキュリティ上の問題も懸念されています。
セキュリティが気になる方は、NTTドコモが提供するフリーWi-Fiサービス「d Wi-Fi」を検討してみるのもよいでしょう。
詳細は公式サイトをご確認ください
モバイルWi-Fiルーターを使う
続いては、「モバイルWi-Fiルーターを使う」です。個人で持ち運びができるWi-Fiルーターを利用してWi-Fiに接続します。
モバイルWi-Fiルーターを利用する場合、携帯事業会社のモバイル回線を利用するので、電波を受信できる範囲が広くなります。仕事や外出でWi-Fi接続をする場合は、こちらの方法で利用するのが一般的でしょう。
番外編 テザリングする
最後に、Wi-Fi接続ではありませんが外出先でインターネットを利用する方法として、「テザリングを使う」方法を紹介します。
テザリングはスマホやタブレットなどのモバイル機器で通信しているモバイル回線を利用して、インターネットに接続する方法です。スマホのテザリング機能を使えば外出先でもパソコンでインターネットを利用することができます。手軽で便利な機能ですが、スマホの通信量を大きく消費してしまうので、契約しているキャリアのプラン内容によっては、データ消費量の上限に達してしまい低速通信になることもあるので注意が必要です。
自宅でWi-Fiを使うにはどうすればいい?
外出時でも活躍するモバイルWi-Fiルーターであれば自宅でもWi-Fi接続は可能です。しかし、モバイルWi-Fiルーターはモバイル回線を利用するので、光回線のような固定回線に比べると通信速度が遅く、また、月間のデータ消費量が一定を超えると低速通信になるため、速度面で注意が必要です。それでは、自宅でWi-Fiを使用するためにはどのような方法があるのでしょうか。
ホームルーターを使う
まず、自宅でWi-Fi接続するのに「ホームルーターを使う」方法があります。ホームルーターは、モバイル回線を利用するため、工事が不要という点でモバイルWi-Fiルーターと同じメリットがあります。ただ、ルーターに内蔵されているアンテナ数はホームルーターの方が多く、電波強度が強いのが特徴です。これによりモバイルWi-Fiルーターに比べて、ホームルーターは通信速度が速く、安定的な通信状態を維持できるという点でメリットがあります。
光回線とWi-Fiルーターを使う
次に、「光回線とWi-Fiルーターを使う」方法です。光回線とは、光ファイバーケーブルを利用してインターネットに接続する方法です。光ファイバーケーブル内を転送する光信号がONU(光回線終端装置)を介してデジタル信号に変換され、Wi-Fiルーターを通じてスマホやパソコンなどのデバイスにWi-Fi接続します。光回線は、光を利用した高速通信であるのと、光ファイバーケーブルを利用するため電磁波の影響を受けづらく、伝送損失が少なく通信が安定するというメリットがあります。
しかし、光回線は固定回線のため宅内に光ファイバーケーブルを通す必要があります。そのために開通工事が必要な場合があります。ただ、既に光回線工事が完了しているマンションやアパートなどの集合住宅に住んでいる方や、これから引っ越す方は工事が不要な場合もあるので、工事が必要なケースか確認することで利用可否の判断ができます。
まとめ
外出先や自宅でWi-Fiを使うためには、様々な手段があります。移動の多い人はモバイルWi-Fiルーターや、カフェなどのフリーWi-Fiを利用すれば外出先でもインターネット環境を作ることができます。
自宅ではホームルーターや光回線を使う方法があります。通信制限や通信回線の安定性など、ストレスを感じることなくインターネットを利用したい人はぜひ光回線とWi-Fiルーターの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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