建売住宅やマンションの間取り図には「洋室約6畳」という具合に、各部屋の広さを畳数に換算して表示しているのが一般的。「9.7m2」のようにm2数で表示されるよりも広さの実感がつかみやすいが、注意したいのは物件によって畳1枚当たりの広さが異なること。不動産表示規約では「1畳=1.62m2で換算」と決められている。長さ180cm×巾90cmに相当する広さだ。ところが実際には規定よりも小さな畳が使われることが多い。畳6枚敷いてある和室に約5.8畳と書いてあったり、間取り図には畳の枚数だけ書いて畳数表示がしてなかったりする。6畳だと思ったら実際には5.5畳しかないケースもある。中には独自の狭い基準で表示しているケースもある。仮に1畳=1.55m2(田舎間)の場合、20畳のLDといっても31m2。1.62・m2換算すると19畳相当しかない。1畳を何m2で換算しているかをチェックしたい。
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