まめ知識

資金計画

会社員でもこんな人は確定申告が必要

会社員は源泉徴収で課税されるので、確定申告なんて関係ないと思っている人もいるかもしれない。けれども、確定申告をするのは税金を支払うためばかりでなく、所得税が還付されることもある。たとえばマイホームをローンを使って購入した場合、多額の医療費を支払った場合、災害や盗難にあって損害を受けた場合など、各種の所得控除を受けることで税金が戻ってくるのだ。あるいは年の途中で退職して再就職しなかった場合や、会社員でも多額の支出をした場合（特定支出控除）も還付を受けられる。人によっては数十万円も税金が返ってくることもある。また、還付を受けられない場合でも、年収が２０００万円を超える人、給料以外の所得が２０万円を超える人、給料を２箇所以上からもらっている人は、確定申告をしなければならない。日頃は縁遠いと思っている税金を再確認するためにも、少しでも関係ありそうなら確定申告をしてみよう。

【関連用語】

確定申告、特定支出控除、源泉徴収


	重説のポイント17　その他の重要事項
	確定申告書には５つの種類がある

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