まめ知識

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保証期間は長ければいいとは限らない

家電製品の保証期間はたいがい1年間である。その間の故障は無料で修理してくれる。住宅の場合、品確法によって主要な構造部分と雨漏りに関係する部分については10年間の長期保証が義務づけられた。大手ハウスメーカーによっては、独自のアフターサービス制度を設け、長寿命化が進むのに対応して60年といった超長期保証を売り物にしているケースも多い。もっとも、60年間無料で修理してくれるわけではない。10年、20年単位で有償の点検や補修を受けることが前提になっている。その時に併せてリフォームを勧めるなど、メーカーにとっては継続的に仕事をつかむための仕掛けのひとつともいえる。それだけ長期に対応できる自信の裏付けがなければ簡単には謳えないが、業者が途中で倒産してしまえば絵に描いた餅に過ぎない。また、中小業者で保証期間が10年以内だからといって対応が不十分ともいえない。大切なのは業者の実績と信頼性なのである。
【関連用語】 品確法瑕疵担保責任瑕疵10年保証制度アフターサービス
アフターサービスと瑕疵担保責任の違い
自己資金と頭金の違いに要注意
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