まめ知識

資金計画

買い換えで行なわれる「同時決済」とは?

 住まいを買い換えるときは、自宅のローンがまだ残っているケースが多い。たとえば売主がAさん、買い手がBさんとする。Aさんは自宅の買い手であるBさんから代金を貰ってローンを完済。売却代金をAさんの買い換え先の資金に充てるというパターンだ。ところが、買い手のBさんもローンを借りて買うというケースが一般的。すると図のように、BさんからAさんへの資金の流れがうまく行かない。この場合は、Aさんの抵当権を先に抹消するために一時的に「つなぎ融資」を使う。中古住宅の売買ではよくあるケースだが、余計な金利がかかるのが難点である。つなぎ融資を使わずに、うまく資金が流れるようにするのが「同時決済」。売主と買い手と、それぞれのローンを扱う金融機関が一同に会して、すべての手続きを一辺にやってしまう方法だ。売主と買い手、双方にメリットがある。ただ、金融機関によっては同時決済ができないこともあるので、事前に相談しよう。
【関連用語】 抵当権抵当権設定登記
買い換えは、売り買いどっちを先にすべき?
究極の買い換え術は可能か?
家探し 家造り/リフォーム タウン情報 住宅保証
資金計画 ホームセキュリティ 家電/マルチメディア 家具/インテリア
引越 住まいのケアショップ その他関連
アプリで簡単 物件探し 大手不動産サイトの情報から一括検!プッシュ通知で物件を見逃さない
App Storeからダウンロード Google Playで手に入れよう QRコード