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日経平均株価や東証株価指数（ＴＯＰＩＸ）などの株価指数は「インデックス」ともいい、株式市場の実勢や動向を知るのに使われる。主要新聞に毎日掲載されるので、誰でもチェックできる。海外ではダウ・ジョーンズ工業平均株価（ＮＹダウ、ダウ平均などと呼ばれる）やＮＡＳＤＡＱ（ナスダック）といった指数が有名。各市場全体の株価水準や株価動向を、ひとめで見られるように数字で表わしたものだ。投資信託では、指数と同じ動きをするよう運用される「インデックス型ファンド」や、指数を運用成績の目標に設定するファンドも多い。指数を見るときには各指数の対象市場はもちろん、指数の特徴を知っておくことも重要。たとえば日経平均株価は、東証株価指数よりも値動きが大きくなる傾向にある。ベンチャーやＩＴ関連などの新興企業が中心のマザーズの株価指数、東証マザーズ指数は短期間に乱高下する激しい動きを示すことが珍しくない。
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