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株式や投資信託に投資するときに、全額を1つの銘柄にいっぺんに投資すると、その銘柄が大きく値下がりしたときに被る損失はかなり痛手になる。では、どうすればそんなリスクを抑えることができるだろうか。答えは簡単。まずは投資対象を分散すること。ひとつの銘柄に資金を集中させず、いくつかの銘柄に分散しておけば、すべての銘柄が値下がりする確率は低くなる。どれかが値下がりしても別の銘柄が値上がりしてカバーしてくれることが期待できるのだ。次に、ひとつの銘柄を買うにも購入時期をわけること。値動きのあるものに投資するのだから、価格の高い日、安い日がある。底値と思っていっぺんに投資した翌日、さらに大きく値下がることもよくある。日を分けて買えば、高値づかみのリスクを低くすることができる。なお、投資対象を分散するときには、なるべく相反する値動きをする銘柄を組み合わせること。同じ値動きをする銘柄では、分散の意味がない。
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