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資金計画

単利と複利。どっちが有利？

お金を預けたときに付く利息が元本に組み入れられて、さらに金利を生む仕組みを複利という。１年サイクルで利息が元本に組み入れられる「１年複利」の場合、100万円を３％の利率で預けたときの１年後の利息は３万円。これが元本に足されて２年後には103万円に対する利息が３万900円つく。これも元本に足されて３年後には106万900円に対する利息３万1827円がつく。利息の合計は９万2727円だ。これに対して、単利は、付いた利息がさらに利息を生むことはない。同じ例でみれば３年後の利息は９万円ちょうど。ゆうちょ銀行の定額貯金や銀行のスーパー定期などは半年ごとの複利で利息がついていく商品。複利の効果は、金利が高く、複利のサイクルが短いほど威力を発揮する。たとえば同じように100万円を３％で半年複利で預けると３年後の利息は９万3443円、１カ月複利なら９万4051円となる（いずれも税引き前）。

【関連用語】

定額貯金、ニュー定期、スーパー定期


	貯めるならどっち？　固定金利と変動金利
	金利と利回りは同じではない

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