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風景と自然の地形から地盤を読む

 安心して暮らせる住宅、長持ちする住宅の条件のうち、一番重要なのが地盤である。欠陥住宅の原因の多くも地盤の不同沈下などと関係している。安全な地盤を見分けるには複数のアプローチがあるが、素人でも目で見てわかるのは、自然状況や地形をチェックする方法だ。まず大きく分けると、山地・丘陵地・台地などの高台は比較的固くて良好な地盤、それに対して低地・谷地は軟弱な地盤といわれる。前者は、昔から集落が形成され、長く人が住み続けていたところが多い。いわゆる「山の手」といわれる地域だ。後者の代表は、河川の中流域で氾濫した洪水流が溜まってできた氾濫平野や後背湿地、軟らかい泥土や腐植土などが蓄積した旧沼沢地・小オボレ谷跡(埋積谷)など。田畑になっているところも多い。既に市街化された地域では分かりにくいが、水路や調整池の周囲など、水が集まりやすいところが目印になる。地形図なども併せてチェックしてみよう。


【関連用語】 不同沈下腐植土
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地層や地質の種類も知っておこう
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