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フラット35の融資を受けるには、住宅金融支援機構の技術基準をクリアしている必要があり、そのために「適合証明書」を取得しなければならない。この手続きに1か月以上かかるケースが珍しくないため、購入のスケジュールが合わずに利用を見合すケースもある。これに対して、手続きが簡略化できるタイプがある。一つは「フラット35登録マンション」。これは、新築マンションの設計段階から団地単位で検査を受けて、あらかじめ適合証明書を受けているもの。証明書の写しを金融機関に提出することで手続きがスムーズに行く。住宅金融公庫が存続していた時代の「公庫利用可」物件に近い。もう1つは、「中古マンションらくらくフラット35」。新築マンションの分譲時に、技術基準をクリアしており、一定の耐久性能を持っている中古マンションについては、適合証明手続きを省略できる。いずれのタイプも、住宅金融支援機構のホームページから物件検索ができる。
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