建物の種類、大きさ、高さなどを規制する法律や条例、その他、取り引きする不動産にかかわるあらゆる法令上の制限についての項目が説明される。すべての法律を網羅すると50個は下らないが、主に通常の住宅に関係するのは都市計画法や建築基準法、国土法など。土地を買って家を建てる場合には、原則として住宅の建てられない市街化調整区域内にないかどうかを確認する。すぐ近くが市街化区域でも、道1本隔てて調整区域に線引きされているケースもあるので要注意。建築できる建物の大きさなども調べる。マンションの場合は新築なら建築確認済み、中古なら既に建っているので建築不可能ということは考えにくいので、建ぺい率・容積率などに違反していないかをチェック。違法建築の場合は住宅ローンが借りられない。用途地域からは周辺の環境が予測できる。中古住宅の場合は既存不適格、再建築不可などの表記に注意すること。不明な点は宅建主任者に聞く。
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