住宅ローンをいくら借りられるかを知りたければ、金融機関を始めとする住宅関連サイトのローン・シミュレーションを活用するのが手っ取り早い。年収などの必要条件を入力すれば自動的に借入可能額を計算してくれる。ただ、自分でもある程度の目安を計算できるようにしておくことも無駄ではない。そこで借入可能額を算出するための考え方を紹介しよう。まず最初に毎月の返済可能額を出す。返済負担率25%を安全圏とすると[年収×25%÷12カ月=A]。この毎月返済可能額(A)を、100万円当たりの返済額(B)で割り戻せば借入可能額(C)が出る。100万円当たりの返済額は返済期間と年利によって変わる。そこで下表の数字を参考にしてほしい。計算式は[(A)÷(B)×100万円=(C)]。年収600万円で、年利3%、返済期間30年のローンを借りる場合、(A)は12.5万円、(B)は下表から4216円、(C)は2965万円となる。
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