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マンションと一戸建てにかかわらず、新築住宅の立地は都心回帰が進んでいる。利便性の高さと同時に、一種のステータスとしてブランドエリアを選ぶという側面もあるようだ。都心に近い知名度のあるエリアで、かつ最寄り駅から近い場所なら、自分たちが住むうえでも暮らしやすいし、同時に何らかの事情で賃貸に出さなければならない時にも借り手が付きやすい。教育環境も都心部のほうが整っている傾向がある。ただ、インターネットなどの情報技術が進むことで、改めて郊外の良さも見直される可能性がある。SOHOとして仕事ができる人なら、自然環境が良い郊外で仕事も生活も快適な職住一致の暮らしが可能だ。いわゆるリゾート地まで行かなくても、少し郊外方面に足を伸ばせば、海の見える丘の上とか、豊な雑木林の近くとか、自然を身近に感じられるエリアは探せる。現在のライフスタイルとともに、仕事を含めた将来の人生設計を想定しながら立地を選びたい。
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