一戸建てを低層住宅、マンションを中高層共同住宅という分け方をすることがある。マンションデベロッパーが集った業界団体も日本高層住宅協会という。マンションは高層であることが特徴になるようだ。ただ、中には3階建て以下の低層マンションもある。高さによって何が変わるのだろうか。たとえば超高層マンションは、なんといっても眺望が売り物。1−2階にエントランスや共用施設を設けることが多いので、低層住戸でも解放感は損なわれない。また建物を縦に伸ばすので、敷地のオープンスペースにゆとりができる。一方、低層マンションは低層住居専用地域に立つケースが多く、落ち着いた一戸建て住宅地の雰囲気を感じることができる。戸数が少なめで、単調な板状の外観ではなく、変化に富んだ個性的なデザインを採っているケースもある。朝の忙しい時間帯にエレベーター待ちでイライラすることもない。固定観念にとらわれず幅広く探してみよう。
|
|