「窓回りの演出=ウィンドウトリートメント」は、部屋の印象を決める、インテリアの大きなポイント。遮光、吸音、遮熱などの機能性も求められる。おなじみのカーテンやブラインドをはじめ、ローマンシェード、ロールスクリーンなどがあり、さらにその開閉方法やデザインによって数種に分類される。一般によく用いられるカーテンも、生地の色や柄だけではなく、素材や仕立て方、吊り方のスタイルによって表情はさまざま。カーテンボックスやカーテンレールも演出の重要なポイントなので、設計時・購入時にどうなっているかチェックしておきたい。ハウスメーカーの注文住宅でもマンションなどでも、レールを表に見せないカーテンボックスはオプションになっているケースが多いからだ。また、一戸建てでは窓の数も種類も多く、ウィンドウトリートメントにかなりの費用がかかる。一軒分を合計すると数百万円に及ぶこともあるので、あらかじめ予算に見込んでおこう。
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