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エアコンの普及度は高まり、家庭に1台から各部屋に1台の時代になりつつある。空気清浄機能やマイナスイオン発生など、多機能を謳う商品も増えているが、冷暖房能力以外のおまけには惑わされないほうが賢明だろう。基本的には、部屋の広さや建物構造にあった機種を選ぶことがポイント。通常カタログなどには「8〜12畳」といった巾を持って表示されており、小さい数字は木造和室南向き、大きいほうは鉄筋コンクリート・マンション中間階・洋室・南向きなどを想定している。同じ広さ向きでも値段が格段に違うケースがあるのは、冷暖房の能力と省エネ性能の違い。省エネラベリング制度による「冷暖房平均COP」の数字が大きいほど性能がよく、ランニングコストも低い。使い方でも省エネ効果は変わる。室温設定は夏は28度以上、冬は20度以下に。1カ月に1〜2度はフィルターの手入れをすること、風向き調節な適切にして扇風機を併用することなど。
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