365日電気を常に消費し続けている家電製品の代表が電気冷蔵庫。家庭内での電力消費量全体の2割に達するともいわれる。それだけに機種の選び方、使い方次第で省エネルギーの効果が大きく変わってくる。機種については、省エネラベリング制度に基づいた年間消費電力量などを見てできるだけ性能の高いもの、かつ、家族の人数に合わせた容量を選ぶことが大切だ。家族2人で300リットル、4人で450リットルが目安。次に設置場所を適切にする。直射日光が当たるところ、ガスコンロの近くは避ける。壁に密着させずに、周りに適度な隙間を開けることも大切。基本的な使い方としては、ドアの開閉を少なく手短にすること、食品は詰め込みすぎずに冷気がまんべんなく循環するようにすること、熱いものは冷ましてからいれること、ドアに隙間が空かないようにパッキングの傷みに注意すること。また、冬場は冷蔵の強度を弱くするだけでもかなりの省エネになる。
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