老後を豊かに生活するには公的年金では心もとない。自ずと個人年金の準備が必要になる。生命保険会社の年金型商品に代わって登場したのが「変額年金保険」。これは、株式や債券などの運用実績に応じて、将来の年金の受取金額が変わる。「特別勘定」(ファンド)と呼ばれる運用先が、株式や債券などの組み合わせなどによって、いくつか用意されており、どの特別勘定で運用するかを選択できる。高利回りを期待できる商品を選んで多めの年金を受け取ることを狙うこともできるが、そのかわり運用に失敗すれば元本割れのリスクもある。ローリターンで比較的安定したファンドを選ぶのも契約者の自由。複数の特別勘定を同時に選択して、リスクを分散したり、途中で変更することもできる。あくまでも保険のため死亡保障もついており、払い込んだ保険料分は最低限保証される。保険料は加入時の一括払いが主流。2002年10月から銀行窓口での販売もスタート。
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