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地名から宅地災害の過去を知る

「アリの群が山に上ると水が出る」という古い言い伝えがある。巣が水没するのを未然に防ぐ予知能力だが、移動した先は浸水することはなく、アリの判断は意外に正確だという。人間も、自然を観察することで気象変動を予測する能力を昔は持っていたようだが、そのような体験や災害経験を同時に地名にも残している。たとえば、タキ(滝)やタケ(竹)のつく地名は、崖や傾斜地などを意味し、過去に土石流に流されたり、崖崩れを起こしたことがあるという。あるいはエダ(枝・江田)は、旧河道の低湿地で浸水しやすい場所であることを示す。地盤も軟らかい。ノダ(野田)・ニタ(仁田)などは、さらに軟弱な泥地、ヌカルミのある場所。なお「〜新田」とつくところは湿地を新しく水田として開発したところ。開発などに伴って無味乾燥な新しい地名になっていると過去の経験は分からない。図書館などで古い地名と歴史を調べ、災害との関係なども確認しておきたい。
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