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風水害にあいやすい場所を避ける

 土地選びでもっとも大切なのは、地盤のしっかりした場所を選ぶこと。どんなに立派な建物を建てても、地盤が弱ければ不同沈下などが起きて建物が壊れてしまう。ただ、同時に自然災害に見舞われにくい場所を選ぶことも大切だ。天災はどこから降ってくるかわからないと思うかもしれないが、実は、台風や集中豪雨などの後に起きる津波、河川の氾濫、崖くずれなどの災害については、被害にあいやすい場所がある程度までわかっている。過去の災害の歴史や地形などから、一定の地域、一定の条件に合う場所で繰り返し起きるという教訓を得ているわけだ。こうした災害による被害を最小限に抑えるために、自治体ごとさまざまな警告を発している。その中で土地選びに役立つものとしては「災害ハザードマップ(危険度予測図)」「土砂災害危険箇所マップ」などの地図に落とし込まれた情報。いくら価格が安くても、災害危険度の高い地域は初めから避けることが賢明だ。
【関連用語】 地すべり崖崩れ浸水土石流災害危険区域
軟弱地盤区域を行政が指定して注意を喚起
地震で壊れにくい土地を選ぶ
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