生命保険の商品は、「主契約」と呼ばれる部分と「特約」がセットになっていることが多い。通常、主契約は本人が死亡したときに死亡保険金がおりる終身保険や養老保険などで、これに病気やケガで入院したときの入院保障などが特約で付く。特約にはさまざまな種類があり、上手に組み合わせれば多様なリスクに対応できる。災害に備えるものとしては災害割増特約、傷害特約、災害入院特約などがあり、病気に備えるものは疾病入院特約、ガン特約、女性疾病特約、成人病特約などがポピュラーだ。介護に備えるものも種類が増えている。主契約と特約の関係は、定食のご飯とおかずのようなもの。食べたくもないおかず(特約)がてんこもりになっていないか、おかずに比べてご飯(主契約)の量が極端に少なくいか、バランスをとることが大事。また特約は、医療保険のように、それ自身が単体の主契約として加入できるケースもある。
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