保険料は、保険金が支払われる可能性の高い人ほど割高になる。つまり、死亡する確率や病気になる確率の高さに比例して保険料も高くなる。年齢的には、若いほど安く、高齢になるほど高く設定されている。したがって、若いうちに加入すれば保険料は安くなるので、ついつい進められるままに気軽に入ってしまいがち。でも、養っている家族のいない若い人が高額な保険に加入しても、それはムダなコストといわざるを得ない。また、「どうせ将来加入するのだから、保険料の安いうちに」という考え方もあるが、保険料を支払う期間がそのぶん長くなるわけだから、トータルで支払う保険料はそれなりの金額になるはず。結局は本当に保険が必要なときに、必要な期間だけ加入するというのが、ムダのない保険の利用方法ということになる。ただし、病気をしたり健康上問題があると保険に加入できないことが多いため、健康なうちに加入していたほうがいいだろう。
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