省エネルギー法(1979年6月制定)に基づいて、住宅や建築物の省エネ対策について定めた基準のこと。断熱性や気密性などの性能基準を定めた「建築主の判断基準」と、建築するときの具体的な仕様を定めた「設計施工指針」がある。第一弾は80年制定。92年に基準を強化した「新省エネルギー基準」制定。さらに、99年には地域の気候特性に配慮して基準全体を合理化・詳細化した「次世代省エネルギー基準」に改正された。その後、省エネ基準は数度にわたって改正されており、2017年4月以降は「建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律」へと移行している。
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