自立した高齢者を対象に生活環境や経済的に困窮した高齢者を養護し、社会復帰させるための施設。施設の主な目的は高齢者の「養護」であり、「介護」を目的とした「特別養護老人ホーム」とは異なる。特別養護老人ホームは要介護3~5に認定されている人が対象であり、介護保険サービスを受けられる。一方で、養護老人ホームは環境上の理由や経済的理由で困窮している人が対象であり、介護保険サービスの施設ではない。養護老人ホームの費用は前年度の収入によって決まる。費用の負担能力がないと認められる場合には、施設費用が免除されることもある。
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