住まいのニュース

2024年2月29日

AIで建設現場管理を最適化 SoftRoid・ナカジツ

 SoftRoid(東京都千代田区)は、同社提供のAI(人工知能)施工管理サービス「zenshot」を、不動産SHOPナカジツ(愛知県岡崎市)の全ての支店向けに提供を始めた。

 不動産SHOPナカジツではこれまで、リノベーションや新築住宅などの複数の建設現場を抱える中、現場管理者の移動時間が業務負荷となっていた。

 こうした背景に、品質を維持しつつ1人当たりの案件数を増やすため、新人監督が現場を訪問し、ベテラン監督が工程や品質を管理する「チーム管理体制」を採用したが、ベテラン監督の業務として新人監督の支援やトラブルの対応に余計な時間やコストが掛かることになった。

 そこで今回、同サービスを採用した。カメラを持ち歩くだけで、現場を網羅的に記録できるため、新人監督が現場を訪問した際に現場全体の状況を網羅的に記録し、当該の映像データをベテラン監督と共有化した。

 導入の結果、遠隔でも施工状況を確認でき、現場確認の回数や頻度(ひんど)が増え、ミスやトラブルを未然に防げるようにした。
[ 2024年02月29日]
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