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エントランスにオートロックがついているマンションはもはや珍しくない。新築はもちろん、中古でも後付けでオーロックを採り入れているケースもある。ただ、住民がロックを解除して入る時に、不審者が一緒に侵入してしまう「後追い入館」を防ぐことは難しく、必ずしもオートロックだけで防犯性が高められるとは限らない。過信は禁物だ。そこで、セキュリティ性能をさらに高めるために、オートロックを二重、三重にしているマンションも増えている。まず、メインエントランスの最初の入口に第1次のオートロック、次に、エントランスホールからエレベータホールに移る間に第2次のオートロックがあるというもの。さらに第3次のゲートとして、ICカードやノンタッチキー、携帯電話などと連動させたエレベーターの自動運行システムを採り入れることで、第三者の入館ができなくするといった高度なセキュリティシステムも登場している。
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