引っ越し料金の差は、サービスの種類や輸送距離による違いも大きいが、業者によって基本料金のカウントのしかたが違うことも知っておきたい。大きくわけると、積み上げ方式(ポイント制)とパック方式(間取り・部屋数制)がある。積み上げ方式は、家具の大きさや荷物の多さをカウントして全体の分量に応じた料金を設定するタイプ。一方、パック方式は、荷物の量にかかわらず、住宅の部屋数ごとに価格の目安を設定している方式。どちらを選ぶほうが得なのか? 大きな家でも荷物が少ない人はポイント制、逆に部屋数が少なくて荷物が多い人は部屋数制が得になる。ただ、同じパック方式でも業者によって部屋の数え方が違うことがある。たとえば常識的にダイニングキッチンは1室と思えるが、ある業者ではダイニングとキッチンをそれぞれ1部屋として2室にしたり、8畳を超えるリビングは2室になったりして、必ずしも得にならないケースもあるので要注意。
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