家計の事情などで、どうしても保険料が支払えなくなった場合、保険を解約する以外にも方法があることを知っておこう。えてしてこのような家庭ほど、イザというときのための手持ち資金が少なく、生命保険に加入しておく必要性が高いケースが多いため、できれば保険を残しておきたいもの。次のような方法で検討してみよう。1)保険金を減額して保険料を減らす。2)払済保険にする/保険料の支払を止めた時点の解約返戻金をもとに、保険期間が同じで保険金額の小さな保険に変更する。3)延長定期保険にする/2と同様に解約返戻金をもとに、同じ保障金額で保険期間の短い保険に変更する。いずれの場合も医療などの特約は減額またはなくなってしまうので要注意。このほかに契約者貸し付けを利用するなどの方法も考えられる。なお、このような変更を行いたいときは、加入している生命保険会社本社の契約者相談コーナーなどに問い合わせてみるとよい。
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