丘陵地の閑静な住宅地に、まるでアクセントをつけるかのような角度を持った、急勾配の屋根。鋭角がもたらす過度な威圧感を抱かせず、まとまって見えるのは、建物のボリュームを考え保持したバランスのおかげです。屋根には、雪止めの金具をつけずに自然落雪の仕様とし、陽光台の雪に対応。何年かに一度の大雪のでも、屋根にあがって雪下ろしという、暮らすご家族にとっての大仕事を回避しています。雪国で50年も住宅をつくり続けているダイエープロビスの建築士だからこそ、長岡での暮らしをここちよくする方法を考え、設計に反映できるのです。南面に構えた屋根には、太陽光パネルを設置。