賃貸 部屋探しガイド

第1章:「費用」についての知識 第2章:部屋探しのため準備と情報収集 第3章:部屋を決める 第4章:転居手続きと引越し
第1章:「費用」についての知識

2.入居してからの費用


1.入居時に必要な費用はどのくらい?
準備する費用の目安は家賃の6ヶ月
首都圏の場合、賃貸住宅に入居するには、およそ家賃の6ヶ月が必要と言われています。その内訳は、礼金が2ヶ月、敷金が2ヶ月、仲介手数料が1.05ヶ月(消費税を含む)、前家賃(=入居を開始する月の家賃)が1ヶ月です。もっとも、礼金や仲介手数料が不要の物件もありますから、6ヶ月というのはあくまで目安と考えてください。また、引越し費用や家具等の購入費用も含めると、実際にかかる費用は6ヶ月より多いとも言えます。できるだけ余裕を持って予算を組んでおく必要があります。 準備する費用の目安


礼金とは 礼金ゼロの物件
賃貸住宅に入居するとき、家主に対して礼金を支払うのが一般的です。礼金は、賃貸住宅から退去しても戻ってきません。礼金の額は物件によって異なりますが、およそ家賃の1〜2ヶ月が相場です。なお、礼金を支払うのは、賃貸借契約を正式に締結するときです。物件探しや入居申込の時点では、礼金を支払う必要はありません。 首都圏では、礼金が不要な物件も増えてきました。礼金ゼロの物件の多くは、特定優良賃貸住宅の融資等で建設された物件です。この融資を受けた物件では、家主が入居者から礼金や更新料を受け取ることができないからです。また、UR都市機構の物件や家主が自主的に礼金をゼロにしているものもあります。
敷金とは 仲介手数料とは
賃貸住宅に入居するとき、家主に対して敷金を預けておきます。敷金はあくまでも預けておく金銭ですから、退去するときには原則的に戻ってきます。ただし、家賃を滞納している場合や、入居者の負担で部屋を補修する必要がある場合には、その金額が敷金から差し引かれることになります。首都圏では、敷金の額はおよそ家賃の2〜3ヶ月です。なお、一部地域では家主に預け入れた敷金(保証金)の一部を退去時に償却する「敷引」と呼ばれる制度を採用している場合もあります。 仲介手数料は、家主と入居者との仲立ちをしている不動産会社に支払う報酬です。この金額は最大でも家賃1ヶ月分の1.05倍以内と法律で決められています。実際には、この限度額(つまり1.05ヶ月分ちょうど)を支払うケースが多いようです。

仲介手数料ゼロの物件 前家賃とは
賃貸住宅の広告に「取引態様」という欄があります。この欄には「媒介・代理・貸主」という3つの言葉のどれか1つが書かれています。この取引態様の欄に「媒介」または「代理」と書かれている場合は、その広告を出している不動産会社がその物件を仲介しています。したがって入居者はその不動産会社に仲介手数料を支払うことになります。しかし、取引態様の欄に「貸主」と書かれている場合は、その不動産会社が自社所有物件を貸すという意味です。つまり、入居者は貸主と直接契約することになるので、仲介手数料は一切不要、ということです。 前家賃とは入居を開始する月の家賃のことです。例えば、8月に契約を済ませて、9月から入居を開始する場合に、契約の時点で9月分の家賃を前もって支払います。これが前家賃です。なお、月の途中から入居する場合は、前家賃として、その月の家賃(入居する日から月末までの日割り家賃)と翌月分の家賃を、一緒に支払うことが多いようです。この場合、前家賃は1ヶ月を超えることになります。
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引越しやその他の費用
引越し費用
賃貸住宅に入居するとき、意外にかかるのが引越し費用です。この金額は、部屋の広さ、荷物の量などによって違います。また、引越し会社によっても開きがあります。およその目安として、ワンルームや1DKの場合で、5〜10万円程度と考えておいてください。

損害保険料
賃貸住宅に入居する場合、入居者は自分のお金で損害保険や共済などに加入することが条件になっているケースが多くなってきています。この費用は1〜2万円程度で、加入手続きは不動産会社が代行してくれます。
引越し費用の目安



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