キッチンの「レイアウト」とは、シンク、コンロなどの設備機器をどう並べるか、ということ。レイアウトのタイプは、壁との関連(ウォール型、ペニンシュラ型、アイランド型)と、作業台の形状(I列型、2列型、L字型、U字型)の2つの視点から分類される。レイアウトは、キッチンの広さ、ダイニングとのつながりと同時に考えなくてはならない。たとえば、セミオープンの対面キッチンにはペニンシュラやアイランドが向くし、あまり狭いスペースでL字型、U字型にすると、かえってデッドスペースが増えて使いづらいキッチンになってしまう。また、設備機器を並べる順番と、その間隔も大切なポイント。食材を取り出し、洗って、切って、加熱調理する、という作業の流れに沿って機器を配列。その間を動き回っても疲れない距離(ワークトライアングル)に収めるようにしたいし、まな板を置いたり盛り付けするためのスペースも残しておかなくてはならない。
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