住宅ローン基礎知識 中古住宅

中古住宅の住宅ローン手順

中古住宅を購入し、リフォーム費用を含めて住宅ローンで借りる場合には、コツがあります。
どのような手順で行えばよいのか、流れに沿って解説します。

リフォーム会社がポイント

マイホーム探しなので、どうしても最初は物件探しからスタートしてしまいがち。
でも、まずは「資金計画」から始めましょう。

中古住宅の購入計画は、新築住宅とは異なりリフォームが必要な場合があります。
リフォームを行い、かつ、リフォーム費用を住宅ローンで借りる場合には、次の順番が検討してください。

  1. 資金計画
  2. リフォーム会社探し(※)
  3. 物件探し
  4. 金融機関探し

※リフォーム会社とは、リフォーム専門業者だけでなく、ハウスメーカーや建築士といった専門家も含めてお考えください。

リフォーム会社を先に探す理由

自分の希望にあった「中古物件」が見つかったら、他人に買われないように、早く抑えたいもの。そこで、1日も早く、住宅ローンの仮審査申込みをして、金融機関に仮審査の承認をもらい、不動産売買契約を目指します。

リフォーム費用も住宅ローンとして借りたい場合には、住宅ローンの「仮審査」申込み段階で、概算でも良いので、リフォームの見積書が必要になります。
購入の申込みから、住宅ローンの仮審査申込みまで時間はそれほどありません。

つまり、希望にあった物件を見つけてから、リフォーム業者探しを開始していては、遅いのです。そこで、物件探しの前に、自分の希望に沿ったリフォームをしてくれる「リフォーム会社」を探しておく必要があります。
リフォーム会社と仲良くなれば、購入希望物件探しに同行してもらい、ホームインスペクションをしてもらうと更に安心です。

物件購入からローン借入れまでのイメージ図

予算オーバーは一大事

ローン申込みをしてから、リフォームに取り掛かる場合に注意すべきは、予算オーバーです。予算オーバー部分は、住宅ローンでは借りられないので、再度、資金調達の工面が必要です。

そうならない為にも、ゆとりを持った資金計画を心掛けましょう。
金融機関に申し込んだ住宅ローンを使い切らずに工事が終了し、手許に融資資金が余ってしまった場合は、住宅ローンを繰上げ返済することで対応は可能です。

執筆者(2014年8月執筆)
中村 諭(なかむら さとし)
住宅ローンソムリエ(R)、ファイナンシャルプランナー(CFP認定者)
貸金業務取扱主任者

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